2014年12月2日火曜日

SDE-1000修理

皆さんこんばんわ。

ブログ開始して既にずいぶんの時が経ってしまいました。。。
こまめに更新出来る様に頑張ります。


さて、今回のリペア作業はデジタルディレイの名機ROLANDのSDEシリーズ【SDEー1000】1980年代に発売以降、未だに現役で使用されている方も多いのではないでしょうか?


しかし年代的には既にヴィンテージの域に達してきているので、やはり不具合も多くなっ来ると思います。今回はエフェクトが効かない・動作不安定という症状。



一通りチェックして液漏れしたりと駄目そうなコンデンサ-を交換しました。



ついでにメモリ用の電池も交換。今ではあまり見かけない【CR1/3N】。サイズ的にはSR44やLR44のボタン電池を2個重ねたサイズの電池ですがCR(リチウム)の3Vです。写真では既に取り外ししてしまいましたが、電池ホルダーは無く、電池に直接端子が付いていて基板上に取り付けられていました。ホルダーが無い為、値段の高CR1/3Nにこだわる必要はありません。
今回は近所のカメラ屋さんでゲットしたCR2にリード線を取り付け空きスペースに固定しました。


結果、エフェクトの動作も安定し、メモリも出来るようになりました。
これでまた現役続行で現場で活躍してくれると思います。


修理して思ったのですが、このモデルはディレイタイムをフロントパネルの上下のボタンで設定します。個人的にはツマミの方が操作しやすいですね。
しかし、SDE1000はリアパネルにディレイタイムを×1~×1.5まで動かせるツマミがついてます。ラックに収めたらいじる事は難しいので、このツマミをフロントパネルに移植したら使用方法の幅が広がるんじゃないかなあと感じました。

機会があったら挑戦してみようと思います!


ではでは。








2014年11月23日日曜日

ブログはじめました

皆さんこんにちは。

この度スタジオリバイバルのリペアブースブログがスタートしましたー。
不定期の更新になりますが、日々の作業風景や機材についてあれこれと色々お届けしていこうと思っています。よろしくお願いします!

さて、本日はブログ1発目ということで当リペアブースの紹介をしたいと思います。

スタジオリバイバルのリペアブースは東京は杉並区の荻窪、JR/地下鉄丸の内線の荻窪駅よりなんと徒歩1分の好アクセスな立地にあります。楽器が重くても楽ちん!

詳しくはこちらをご覧下さい。
 http://www.heavysick.co.jp/revival/access.html


スタジオへの降り口。目印は焼き鳥屋さんのデカイ提灯。焼き鳥の誘惑に負けずに地下へGO!



 イタリアンな石畳の階段を下りるとリハーサルスタジオらしからぬ入り口がございます。


古木の床材やアンティークなテーブルが置かれカフェのような落ち着いたロビー。奥のガラス張りの部屋がリペアブースになります。このロビーではゆったりと修理等について打ち合わせが可能です。


こちらが作業台。狭いブースですが、ギターやベースを軸に、エフェクターやケーブルなどの周辺機材やDJ機材などの電子楽器、スピーカーなど様々機器の修理・調整を行っております。スタジオ内のブースの為、さすがに大型の機械や塗装設備はありませんが、そういう大がかりな修理は、信頼出来る提携工房にて作業行っていますので、どんな修理内容でも当ブースにご依頼頂ければ対応可能です。

さらに修理品の音出し・チェックはリハーサルスタジオで大音量で可能です!


現在、リペアマン一人で作業を行っておりますが、可能な限り素早いフレキシブルな対応を心がけています。またスタジオの営業時間は夜24時までなので、夜間受付も可能です。なので『明日ライブなのに調子が悪い!困ったぞ!』そんな時は是非一度ご相談下さい。もちろんスタジオの会員様でなくてもお持ち込みの修理大歓迎です。


ギターリペアショップってなんだか敷居が高いなあと感じている方も多いと思いますが、スタジオ練習がてらにでもブースを除いてお気軽に相談して頂ければと思います。



以上記念すべき第一回目のブログ、ブース紹介でしたー。
こちらのブログは不定期・マイペース更新にはなると思いますが、少しでもブースの雰囲気
が伝わるように更新していく予定ですので、今後ともよろしくお願いします!