2015年2月18日水曜日

JC-120修理&カスタム-其の1-

皆さんこんにちわ。

まだまだ寒い日が続いていますが、暖かい日もあったりと少しずつ春の気配を感じる今日この頃。寒暖差が激しいので体調管理はしっかりとしたいですね。暖かくなるのは嬉しいんですが、それと共に恐ろしい「奴」がやって来ます!・・・いや一足先に既に来ています。

そう【花粉】です。。

毎年花粉シーズンはやられております。今年こそは何か絶妙な対策が見つけられればいいんですがね。


さて、リペアブースでは最近アンプの修理が続いておりました。



この一ヶ月だけで9台と当ブースにしてはハイペースでアンプ修理を行いました。真空管交換&バイアス調整、スピーカーユニット交換など様々な作業をしましたが、今回はその中の一台。【ROLANDJC-120】の修理&カスタムをレポートしたいと思います。




こちらのJC-120、ライブハウスで使用されているのでかなり年期の入った状態です。インプットジャックの破損とノイズが出るという症状で来ましたが、チェックした所どうやらエフェクト部(コーラス)も機能していない模様。とりあえず破損したジャックを交換。しかしJCのジャック破損は多いですね。過去何個交換したことか。。。その他怪しいハンダ部を修正、ポット交換をしました。エフェクト部は基板のハンダや各パーツを当たってみましたが、パッと見怪しい所は無い模様。最終的に最重要パーツのICを交換することに。




はい。今回交換したパーツです。現行のJCは分かりませんが、このJCのICは【MN3007】と【MN3101】が使われていました。BOSSのCE-2やCH-1などに使用されていた物と同じですね。アナログコーラスの定番のICですが、現在生産中止品の為中々値が張ります。最近ではMALEKKOからデットストックの 【MN3007】搭載を売りにしたコーラスが出てますね。で、ICを交換したところ正常にエフェクト音が出力されましたー。めでたしめでたし。


と思いきや、今回はこのJC-120に更に「あったらいいな」的なカスタムを 施しました。
 詳細レポートは次回【JC-120修理&カスタム-其の2-】で。お楽しみに!


ではでは。